介護ストレスの原因とは?介護をしていてこんな時にストレスを感じます。
介護をしながらストレスを抱えている人はたくさんいますが、特に、どんな時にストレスを感じるのでしょうか?介護のストレスの原因を探ってみました。

介護のストレスを感じる原因は?
介護中の人は介護からストレスを感じることが多くなります。
例えばご家族を介護をしている方はどんな時にストレスを感じるのでしょうか?
以下に介護ストレスの例を挙げてみました。
家族から理解が得られない時
- 主人の母を介護しているのに主人から感謝の言葉がない。
- 介護で大変なのに、主人も子供たちも無関心で協力しようとしてくれない。
- 話だけでも聞いてくれたら少しは楽になるのに・・・。
- 母の介護をしているが、他の兄弟からの協力が全く得られない。
- 介護サービスを使いたいと言うと家族から嫌な顔をされる。
介護をしている本人と衝突する時
- 5分おきに同じことを言われ、イライラしてしまう。
- 食事のメニューや味に文句を言われた。
- どんなに介護しても「ありがとう」と言ってくれたことが無い。
- お金が無くなったと騒ぐ。どうやら疑われているみたい・・・。
- 夜中に些細なことで起こされて、思わず大きな声を出してしまった。
自分の時間が持てない時
- 友達から食事に誘われても行けない、誘われることが少なくなってきた。
- テレビを観ていてもすぐに呼ばれるのでゆっくりできない。
- 介護のために自分の趣味や仕事も止めてしまった。
- 徘徊があって出て行ってしまうので目が離せない。
- 社会から孤立しているような気がする。
自分だけだと思わないことが大切
ご家族を介護している方の中には、「こんな風に思うのは自分だけではないか。」「自分の性格に問題があるのではないか。」と思い悩む方もいらっしゃいます。
しかし、介護をしていてイライラしたり、介護をするのが嫌だと感じることは、誰もが一度は通る道です。
不安を感じたり、思いつめたりせずに「多少のストレスは感じて当たり前だ」という気持ちでうまくストレスと付き合っていきましょう。
また、日頃から100%完璧な介護を目指しすぎないのもポイントです。
無理せず長く介護を続けるために、ストレスに押しつぶされないよう介護をしているご自身のことも大切にしてあげてください。
※介護のストレスを解消するために、こちらの記事も参考にして下さい。
→介護の悩みを打ち明けたい、介護の相談ができる場所