新型特別養護老人ホームってどんなところ?【設備編】
特別養護老人ホームには新型と従来型の2つがあります。ユニット型特養とも呼ばれる新型特養とはどんなところか、写真と共に施設の設備についてご紹介します。

新型特別養護老人ホームは全室個室です。
個室内には、ベッド・エアコン・ブザー(ナースコール)・収納スペースなどが備え付けられています。居室内にトイレや洗面台があるかどうかは施設によって違います。病院などとは違って、ご自身の部屋ですので、それぞれご自分の家具を持ち込んで自分のカラーに変えることができます。
少人数ずつのユニットケアが特徴です。
新型特養では、10人程度を1つのユニット(グループ)として、ユニットごとにケアをします。
これにより、従来型に比べて少人数できめの細かいサービスができる・プライバシーが確保できるという利点があります。
ユニットごとに共用のリビングスペースを配置。
1つのユニットの中には、共用のスペースが設けられています。共用スペースにはミニキッチンやリビング(食堂)・トイレ・お風呂などがあります。
部屋と食堂以外の場所に、座って話ができるスペースが少しでもあると、利用者さん同士、家族さん同士の交流に繋げられそうですね。
施設らしくない雰囲気の新型特養も!
特別養護老人ホームというと、病院のような殺風景な施設が比較的多かったのですが、最近では落ち着いた装飾や家庭的なムードの施設も見られるようになってきました。家具や壁紙にもデザイン性のあるものを使用するなど、雰囲気にこだわった施設も徐々に増えてきています。
【撮影協力:社会福祉法人千歩会 特別養護老人ホームせんぽ】
※新型特別養護老人ホームのサービスについては、以下のページで詳しく説明しています。
→新型特別養護老人ホームってどんなところ?【サービス編】