デイサービスに行くことのメリット・デメリットとは?
介護のサービスを使い始める時、まずデイサービスと訪問介護を使い始めるという方が多いと思います。デイサービス(通所介護)を利用することのメリットデメリットを挙げてみました。

デイサービスに行く目的は何?
介護サービスの中でも、利用頻度の高いデイサービス。
そもそもどんな目的があってデイサービスに通っているのでしょうか?
デイサービスを利用する方のよくある例を挙げてみましょう。
- 家のお風呂は手すりが無く入りづらいので、デイサービスでお風呂に入りたい。
- 一人暮らしをしていて、近所に友達もいないので社会参加がしたい。
- 同居の家族が働いていて、日中ひとりになるので寂しい。
- 足腰が弱くなって、このままだと歩けなくなるので、リハビリをしたい。
- 家族の介護負担を減らすために、家にいない時間を作りたい。
上記のように、本人が望んでデイサービス行く場合もありますが、家族の希望でデイサービスを利用することも少なくありません。
その場合には、「介護の負担を減らしたい」「家事や育児をする時間が必要」「一人暮らしの親が心配」などの理由からデイサービスに通うことになります。
デイサービスを利用するメリット・デメリットは?
では、実際にデイサービスを利用することで得られるメリット・デメリットは何があるでしょうか?
デイサービスを利用するメリット
- 友達や話し相手ができ、楽しい時間を過ごせる。
- 外出の機会が増え、自宅を出る習慣が身に着く。
- リハビリをすることで元気になる。
- 日中に起きていることで、生活のリズムができる。
- 誰かと一緒に食事を食べることができる。
- 安心してお風呂に入ることができる。
デイサービスを利用するデメリット
- 施設の雰囲気に馴染めずストレスを感じる。
- 自分の意思で通っていない場合にストレスを感じる。
- 長時間利用することで疲れてしまう。
- 認知症の方など、どこにいるかが理解できずパニックになる。
- 利用者同士でトラブルになる。
- 費用がかかる。(特に回数が多い場合)
できるだけストレスにならないデイサービス選びが大切。
デイサービスに通うことで得られるメリットは少なくありません。
ご本人がデイサービスに通うことでご家族の安心に繋がったり介護負担が軽減されたりというメリットもあります。
しかし、その一方でご本人にとって大きな負担になってしまう可能性もあります。
それを軽減するためには、出来る限りご本人に合ったデイサービスを選ぶことが大切です。
例えば、人と接するのが苦手な方は小人数規模のデイサービスに、疲れやすい方は短時間でも利用できるデイサービスに行くなどが挙げられます。
ご本人の性格や身体の状態、好きなもの嫌いなものをしっかり把握した上で、できるだけ負担にならずに楽しんで通えるデイサービスを探してみてください。