綺麗な施設は良くない!という噂は本当か?
「綺麗で高級感のある施設は良くない」というのは本当でしょうか?介護の家族会などで時々耳にする噂ですが、実際にはどうなのでしょうか?

施設の綺麗さとサービスの良さは反比例する?
「綺麗で豪華な施設やデイサービスは気を付けた方が良いよ。」
なんていう噂は、介護の関係者や、家族会などで結構耳にします。本当にそうなのでしょうか?
結論から言うと、実際には噂どおりではないです。
綺麗で良い施設もあれば、歴史があったり家庭的だったりする施設でも良くないところもあります。
なぜそんな噂が流れるのか?
では、なぜそんな噂がささやかれるのでしょうか?
理由を推測していみました。
・「ハードルが高くなる」説
豪華で高級感のある施設はそれだけで期待度があがるのでハードルが高くなります。
結果、普通のサービスでも「良くない」と思われてしまうのかもしれません。
・「規模が大きいとサービスが大雑把」説
綺麗で高級感のある施設は、大きな規模の施設である場合が多いです。
大きな施設では一人ひとりに目が届かないのでは?と思われる原因になりそうです。
・「異業種の参入で不安」説
綺麗な施設を作ろうと思えば、それだけ設備投資が必要です。
それができる企業は少なく、介護業界以外の分野、つまり異業種である場合も多いのです。もともと介護業界でない企業が介護施設を建てることへの不安も少なからずあるでしょう。
・「スタッフが新しい」説
施設が綺麗=オープンして間もない=スタッフが不慣れであるという方程式が成り立ちます。最新の設備もそれを使うスタッフが習熟していなければ意味がないということです。
施設の綺麗さ以外の見極める力が必要。
上記のような理由があっても、それがプラスに働く場合も少なくありません。
高級感のある施設が好き、気分が良いという人もいます。
施設が綺麗で豪華なのは長所であって、そこで施設の良し悪しを決めることはできません。
要は、実際に足を運んでみて自分自身がどう感じるかが問題です。
ただ、やっぱり綺麗な施設でスタッフの応対が良くなかったり、ゴミが溜まっていたりすると目立ってしまうことは否めない事実ではないでしょうか。