ケアマネジャーの選び方・ケアマネジャーを選ぶ3つの方法
ケアマネジャーの選択はどうすれば良い?ケアマネジャーの選び方を教えて欲しい。そんな声を良く聞きます。ここではケアマネジャーを選ぶ時のヒントをお伝えしています。

ケアマネジャーを選ぶ大切さ
介護保険を使って介護サービスを受ける時、多くの方がケアマネジャーにケアプランを書いてもらいます。
ケアプランは、介護サービスを使う上で骨格となる非常に大切な計画書です。
(ケアプランの詳細はこちらのページを参照→”ケアプランを作る方法”)
そして、その大切なケアプランを書いてくれるのがケアマネジャーです。
ケアマネジャーは本人の介護を計画し、計画通りに進んでいるかをチェックして次の計画に反映してくれる、大変重要な役割を担っています。
そのため、ケアマネジャーを選ぶ時は出来る限り気を配りたいものです。
ケアマネジャーを選ぶ3つの方法
ケアマネジャーを選ぶ時にどうやって選べば良いのかを3つの方法でご提案します。
1. 距離(エリア・住まい)から選ぶ
例えば、本人が事故に遭った・入院したなどの緊急時に、出来る限りすぐに駆けつけてくれる場所にケアマネさんがいると安心です。
また、介護保険は市町村によって細かいローカルルールが変わってきます。
ですから、出来るだけ同一市町村のケアマネジャーさんを選ぶことをお勧めします。
2. ケアマネジャーの得意分野から選ぶ
ケアマネジャーは、各種分野の資格を持った方が5年以上の実務経験を経て取ることのできる資格です。
一口にケアマネさんと言っても、実は介護福祉士・看護師・薬剤師・あん摩マッサージ指圧師・医師など、もともと持っている資格がそれぞれ違っているのです。
これらすべての方が在宅介護に対する知識や経験が多いわけではありません。
例えば、持病などがあり特別な医療的配慮が必要な方は、ケアマネさんも看護師経験のある方がいいかもしれません。
どのような経歴を持っているかも、ケアマネジャー選びの1つの指針になります。
3. 性格、年齢、性別で選ぶ
ケアマネジャーは人と人とのお付き合いなので、やはり性格が合うかどうかが一番重要ではないでしょうか。
どんなに条件が揃った人気のケアマネジャーであっても、性格が合わなければいい介護を続けることは難しいでしょう。
経験豊富な方に引っ張って行って欲しいのか、しっかり話を聞いて真面目に取り組んでくれる方にサポートして欲しいのか、介護をしているご家族にも好みがあります。
また、ご本人との相性も大切です。
若い人と年配の人でどちらが話しやすいか、男女どちらが話しやすいか、などは人によって違います。
ご本人がリラックスして話をできる方を選ぶのも大切なポイントです。
実際のケアマネジャー選びは地域包括支援センターで。
こうして条件を挙げてみても、なかなかケアマネさんのいる事業所に1軒ずつ電話をかけるのは難しいと思います。
そんな時は、地域包括支援センターにケアマネジャーを紹介してもらうことをお勧めします。
その時に「できればこんな人を探している」と希望を伝えることでよりマッチしたケアマネジャーを紹介してもらえるかもしれません。
参考ページ:地域包括支援センターとは?仕事内容や役割を聞いてみました!