5分で出来る!孫からおじいちゃんおばあちゃんへの祖父母孝行
おじいちゃんおばあちゃんと過ごせる時間は、いつまでもあるわけではありません。分かってはいるけれど、時間が無くてと思っているあなた。空き時間を使って祖父母孝行をしてみませんか?

おじいちゃん・おばあちゃんと最後に話したのはいつですか?
核家族が増えて、おじいちゃんおばあちゃんが孫と一緒に住む機会が少しずつ減ってきました。
年末年始とお盆くらいしか、おじいちゃん・おばあちゃんと会わないという人も少なくないかもしれません。
おじいちゃんおばあちゃんと最後に話をしたのはいつですか?
もし皆さんのおじいちゃんおばあちゃんが元気であるなら、たまにはちょっと連絡を取ってみませんか?
まずは電話をしてみよう!
まず最初にお勧めするのは「電話をかけること」です。
普段おじいちゃんおばあちゃんと話す機会のない人ならなおさら、電話で声を聞かせてあげてください。
何を話していいのか分からない、という方もいるでしょう。話すことは、何でもいいのです。例えば下記のようなことで話題を作ってみてはいかがでしょうか?
- 近況を聞く(今何してたの?お昼は何を食べたの?最近どこかに行った?)
- 体調を聞く(暑いけど元気にしてる?病気してない?足の具合はどう?)
- 季節の話をする(こっちは雨だけど、そっちは?庭の桜は咲いた?)
- 時事ネタを話す(今朝のニュース見た?最近こんな詐欺があるから気を付けて)
ただし、認知症を患っている方の場合は忘れていることを聞かれると動揺してしまいます。
そんな方にはまず、自分の近況をお知らせするだけでもいいかもしれません。
何か気分が昂揚するひと言を付け加える。
祖父母から見ると孫と言うのはやはり可愛いものです。可愛い孫から、おじいちゃんおばあちゃんの気持ちをグッと上向きにするひと言を付け加えてあげましょう。
- 声が元気そうだね。
- いい声をしてるね。
- 電話ができて良かった。
- おじいちゃんと話して元気になった。
- おばあちゃんの声が聞けて嬉しかった。
電話をするだけで上がる効果。
5分電話をするだけで、何か変わるのだろうか?と思うかもしれません。
ですが、たった5分の電話だけでも得られる効果は高いのです。
- 声を出すこと
- 聞き逃さないように注意して聞くこと
- 質問に答えること
など、簡単なことが小さな認知症予防にもなります。
さらに「電話がくるかもしれないから起きておこう」「次までに話題を作っておこう」など電話がかかってくることで生活が変わるかもしれません。
私たち孫にとってはたった5分の電話ですが、おじいちゃんおばあちゃんにとっては大きな楽しみになり得るのです。
ただし、1つだけご注意を。
普段電話をかけることがない方は、突然の電話に「何かあったのでは?」とかえって心配してしまう場合もあります。
そんな時は、あらかじめ電話することを伝えたり、「時間があったから元気かなと思って。」「今日お母さんとおじいちゃんの話をしたから。」など理由を伝えるようにしてみてください。