ケアマネジャーを変更することに抵抗のある方へ
せっかく担当になってもらったケアマネさんだけど、相性が良くない、頼ることができない場合もあります。だけど、お世話になっているので違う人に変えて欲しいとはなかなか言いにくいものです。

ケアマネジャーを変更することは可能です。
介護が始まった時に、一人ひとりに担当ケアマネジャーがつくというのは本当に心強いことです。しかし、ケアマネさんも人ですから、相性が良くない時もあります。
そういう時、「お世話になっているケアマネさんを変えたいなんて言いにくくて・・・」と我慢をしてしまいがちです。
また、「ケアマネジャーは国が派遣してくれた人だから変えられない」と思っている人もまだまだいらっしゃいます。
まずは、ケアマネジャーを変更することは可能だということを知ってください。
ケアマネジャーを変えて欲しいと思うきっかけ
では、実際にご家族がケアマネジャーを変えたいと思う時、どういうきっかけがあるのでしょうか?
例えばこんな時、ケアマネさんの変更を考えるようです。
- ケアマネジャーと介護の方針について意見が合わない
- 話をあまり聞いてくれない
- 時間や約束にルーズである
- 「あなたの介護はまだ楽な方ですよ」と言われた
- 緊急時に連絡がつかず、その後のフォローもなかった
- 「どこか良いデイサービスはありませんか?」と逆に聞かれた
- 自分の勤めている会社のサービスばかり推してくる
- 介護を受ける本人との関係がよくない
介護をしている方が不安や悩みを抱えているのは、介護を受けるご本人にとっても良いこととは言えません。
安心して頼ることのできる方を探してみるのも1つの手段です。
ケアマネさんを変更したいと思ったら
ケアマネジャーを変更したいと思っても、ケアマネさん本人には直接伝えにくいものです。
ケアマネジャーが在籍している事業所に連絡をするのが一番スムーズでしょう。
変更を考えた理由もしっかり告げることで、希望に合ったケアマネさんを探してくれます。
また、事業所自体の対応に不安を抱いている場合や、その事業所にケアマネジャーが1人しかいない場合は、事業所ごと変更することも可能です。
事業所を変更する際の相談は、市町村の役所の介護保険担当窓口でも受け付けてくれます。
ケアマネジャーや事業所を変更しても、今使っている訪問介護やデイサービスなどは継続して使い続けることも可能ですのでご安心ください。
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