認知症介護を笑顔で相談できる場所「ほのぼの会」
認知症の家族を介護している方々の集まりが宝塚市にもあります。人に相談しにくいという方もまだまだ多い認知症介護について、笑って話せる介護者の集まり、宝塚市認知症介護者・家族の会「ほのぼの会」を取材させていただきました。
- 投稿日時
- 2013年6月4日
- タグ
- 家族介護者の集まり

「ほのぼの会」はよりあいひろばで開催中
宝塚市の認知症介護者・家族の会「ほのぼの会」。月に一度開催されるこの会に参加するため、宝塚市小林にあるよりあいひろばを訪れました。
ほのぼの会が発足したのは平成11年です。ご主人やご両親を介護されている方が集まり話ができる場所として、今も続いています。
現在介護をしている方は勿論、介護の経験のある方も一緒になって、悩みを相談したり意見を交わしたりしておられます。
はじめての方でも安心して参加できます
この日は初めてほのぼの会に来たという方が、少し緊張した面持ちで輪の一角に座っておられました。
自己紹介の後で、ご自分の今の状況についてお話をされます。
それを聞きながら皆さんは「よく頑張っておられますね。」と声をかけておられました。
初めて来られた方のために、「前回こんなお話をしたのですが」と始めから説明をされる場面もありました。
出来るだけその方のお話を聞こうという姿勢からも、初めての方に対しての気遣いを感じることができます。
ユーモアを交えて楽しみながら
また、ほのぼの会ではユーモアを交えて会話をする方もいらっしゃり、皆さん笑いながら楽しそうに話されていました。「真剣に話しているのよ」と仰りながらも、冗談を交えながら終始和やかに会は進みます。
その様子にまさに「ほのぼの会」という言葉がぴったりだと感じました。