高齢者にもやさしいお食事&おやつレシピ集 第12回(現在、全14回)
介護食レシピ 豆腐白玉
高齢者が好きなお餅を食べさせてあげたいというご家族さんは多くいらっしゃると思います。しかし、餅は体温に近い40℃以下で固くなる特性があり、喉の粘膜にくっいて窒息事故につながることがあります。そこで、うるち米が原料の上新粉と絹ごし豆腐を使い、口の中でほどける粘りの少ない白玉を作ってみましょう。

材料 4~6人分
- 絹ごし豆腐・・・・・・・・1/2丁(170g)
- 上新粉・・・・・・・・140g
- 砂糖・・・・・・・・10g
- ※玉露(生地の半量は玉露入りにアレンジ)・・・・・・・・2g
画像サンプルとしての材料
- ゆで小豆(加糖)
- 生クリーム
- 栗の甘露煮 を使用
作り方
(1)下ごしらえ
ボウルに絹ごし豆腐を入れ滑らかになるまでペースト状につぶす。
(豆腐に含まれる水分も使用する。)
(2)白玉生地を作る
(1)に砂糖と上新粉を入れ、しっかり混ぜながら練る。
(3) 生地を休ませる
(2)をひとつの塊にしてラップに包み冷蔵庫で30分間休ませる。
(4)生地を丸める
(3)の生地を8gの大きさに分け、手のひらを使い丸める。
(5) 白玉を茹でる
大きめの鍋にお湯を沸かし、沸騰したところに(4)を入れて茹でる。
(6) 白玉を冷ます
(5)の白玉が浮き上がってきたら、冷水の中に落とし粗熱をとる。
(7) 盛付ける
(6)を器に盛り、ゆで小豆やホイップクリームを添え、栗の甘露煮を細かく切ったものを載せる。(画像サンプル参照)
- 白玉は小さめに作り、食べやすい大きさにしましょう。
- 急いで飲み込まず、ゆっくり噛み、だ液とよく混ぜ合わせてから飲み込みましょう。
- 横になった状態や、あおむけに寝た状態では食べさせないようにしましょう。
- 乳幼児や高齢者と食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払いましょう。
- いざという時に備え、応急手当の方法をよく理解しておきましょう。