ケアプランを作る方法
介護のサービスを利用する前に一人ひとり、ケアプラン(介護サービス計画)を作成する必要があります。ケアプランとは何か、誰がどうやってたてるのかをご説明します。
ケアプランとは
ケアプランとは、介護のサービスを利用するにあたって誰がいつどんなサービスを受けるかを示した介護の計画書のことです。
介護保険を使って介護サービスを使う時は、目標を立て、計画に沿ってサービス利用する必要があります。
そのために、ケアプランを作成し、サービスを使い、効果をチェックしてまた次の計画に反映させることを続ける必要があります。
ケアプランは誰が考えるの?
ご本人やご家族がケアプランを立てることも可能ですが、ケアマネジャーに立てて貰うのが一般的です。
ケアマネジャーへの依頼は無料ですので、依頼してみてはいかがでしょうか。(ケアマネジャーには介護保険から報酬が入りますのでご安心ください。)
ケアプランには何が書いてあるの?
ケアプランにはどんな項目があるのでしょうか。
書式は事業所によって様々ですが、例えば以下に挙げるような項目が記載されています。
- ご本人の家族構成や住まい・・・・一軒家で一人暮らしなど
- お身体の状態・・・・今までにかかった病気や怪我など
- 現在の生活の状況・・・・歩行状態や入浴排せつなどの現状
- 目標と期間・・・・いつ迄にこうなりたいという目標
- 介護サービスの利用状況・・・・訪問介護を週2回利用など
- スケジュール表・・・・日~土までどんな生活をしているか
ケアプランを立てる時に大切にしたいこと
ケアプランを立てる時に大切なことは、目標をしっかり持つことです。
3か月後、半年後に、どんな状態になっていたいという将来像をしっかり持って、そのために必要な介護サービスだけを使うようにしましょう。
また、有料の介護サービスだけでなく、ご家族や友人、ご近所の方など、ご本人を取り巻く全ての物を有効活用することで、少しでも目標に近づけるように考えていきましょう。
ケアプランが作成できれば介護サービスの利用開始!
ケアプランを作成後、いよいよ介護サービスの利用開始です。
介護保険でサービスを使う時には、必ずケアプランに沿って計画的に利用する必要があります。
途中で介護サービスを変える時もケアプランの変更が必須です。